森のなかでガラガラポン

田舎風景が好きな人の個人ブログ。

もう本は捨てまいぞと思う時に本はなし

これまで引っ越しの度に手持ちの本を処分しているので、今、所有している本はかなり少な目です。引っ越しのとき、とにかく嵩張るうえに重いのが本類なので、いっそこれから全て購入するものは電子書籍にしようかとも考えるのですが、やはり紙媒体の本が好きなのです。

 
思えば、引っ越ししてからしばらくしてまた買いなおす本もありました。たいていは西原理恵子さんの漫画です。しかし、一冊だけ茨木のり子さんの詩集で「寄りかからず」という本も2回買いました。そして、その詩集も前回の引越で手放してしまいました。で、今もう一度この本を買いたくて仕方ありません。読みたいとなったら禁断症状のようになります。もう何で根こそぎ古本屋さんに持って行ってしまったの、と過去の自分をなじりたい気持ちです。

いっそ家を持ち家にして、作り付けのどでかい本棚を設置して本と共に永住すると決めてしまえばいいのですが、寅さんみたいなフウテン気質がある私にそれが出来るのか自信がありません。図書館は便利ですが、目当ての本が常にある保障はなく、むしろないときの方が多い気がします。国会図書館の近くに引っ越そうか、なんて突飛な発想も持ってしまいます。(国会図書館の本て貸し出し出来るのかな。)

ブックオフなどの古本屋さんが出来、出版から数年経った本は安く入手できるし、しかもオンライン版まで出来て大抵の本が安く手に入るようになりました。でもそのために、一度手離してもまた買えばいいやと思い本を処分してしまいます。やっぱり電子書籍を購入するしかないのかなぁ。